博士進学に関する悩みと情報公開

こんにちは。

日曜なのに雨模様で気分も晴れない今日この頃ですね。

 

最近の悩みの種である、今後の「進学か就職か」問題について、情報共有の意味も込めて書きたいと思います。

 

■博士進学

いきなりですが、博士進学※について書きます。

※博士とはなにか知らない人のために:博士課程とは大学4年卒業後、修士課程(博士前期課程とも)2年間研究をし、さらにその後も3年間(基本的に)研究を続けることで博士号を取得することです。理系のアカデミックな世界で研究を続けるには必要な資格のようなものです。

 

博士進学をする上でほとんどの人が悩むことは、その後の進路(仕事につけるか)だと思います。

そんなわけで、私が聞いたり調べたことを記します。

博士進学後のキャリアとして挙げられるもの、

 

・大学教員(理想はここの人が多いはず)

・国立研究開発法人の研究員

ポスドク

・企業就職

・開業?etc

 

博士進学する人の多くは、いずれ大学教員になることを目指して研究を続けるのではないでしょうか?

いわゆるアカデミックポストは、政府の研究費削減や少子化により今後ポストが減っていくことから就くのがかなり難しいようですが、博士進学率も同時に減少しているようなので(そこまで減っているかは分かりませんが)今後のポスト獲得競争率が今以上に激化するかはまだ分かりません。  

国立研究開発法人の研究員ですが、こちらについても研究員の枠が決まっているため、運要素が大きいようで正規雇用の研究員になるには、実力に加えてコネや運が絡んできそうです(現在、連携大学院で某研究所にお邪魔して研究もしていますが、ポスト獲得はなかなか厳しいようです)

 

一方で、企業就職は割と多い感じがします。私の知っている範囲でも大半は博士課程終了後、企業就職する人が多いように感じます(最近は企業も博士学生をさいようするようになってきた?)。

 

 

■就職

理系の大学生は学部にもよりますが、修士課程までは進学する人が多いですよね。

企業就職に関しても、修士課程までであれば、初任給も数万上がるところが多いため、学部の研究で物足りなさを感じた大学生は修士課程でもう少し研究力や専門知識を高めてから就職する人が多いように感じます。

就職の面で、修士学生が企業就職で求められるのは、専門知識よりかは研究能力だとよく聞くので、企業就職を目指している学部4年生は、修士進学後の研究は出来る限り自分で考える力を鍛えることをおすすめします(1人で研究をしろという意味ではないです)。

ところが、これが博士課程まで進学となると話が別になるようで、就職率が一気に落ちるみたいです。よく言われている原因は以下、

・企業は入社時にそこまでの専門性を求めていない(その企業と完全にマッチしている研究テーマならいいかもしれませんが)。

・博士3年間を自分の企業で勉強してもらった方がよいと考えている(要するに使い勝手のいい人間を育てたい可能性も?)。

 

以上まとめると、企業就職するなら、学部・修士の内に頑張って就職を決めた方が賢明(一部博士を優先して採用するところもあるようですが)。

ただし、最近は博士の採用もするようになってるみたいです。

ポスドク問題もずっと問題になっているので、博士採用枠の確保として政府が企業への補助金を出すなどの法案ができればいいんですけど、、

 

 

■決断

色々書きましたが、私の決めた進路は「博士進学」です。

明らかに修士で就職を決めた方が、一般的には幸せな人生を送れると思います。

ただ、単純に研究が好きで、今後の人生に挑戦や刺激を求め続けていきたいと思っているため、博士に進学することに決めました。安定した生活を送るよりも、多少不安定でも攻め続ける人生の方が面白いと個人的には思っています。

 

ただし、今後10年で博士課程が実力に見合った正当な社会評価がされるとは思えませんし、博士進学後に絶対に安定したキャリアが待っているとは限らないと思います。それでも、研究力の減少が危惧されている日本を誰かが支えていかなければならないため、汚れ役であっても誰かがその役目をしなければと思います(言い方が悪いですがお許しを)。

みなさんも博士への道、どうでしょうか。