Rに取り込んだデータの条件付き抽出

今回もR言語に関するお話をしようと思います。

 

テーマは,エクセルで取り込んだデータの条件指定をしての抜き出し,です。

 

例えば,以下のCSVファイルをエクセルに取り込んだとします。

data1_ <- read.csv("data_blog.csv",header = T, fileEncoding = "utf-8")

 

data_1の中身はこんな感じです。

f:id:Master2st:20211219142801p:plain

この中から,1~3行目のjapanのデータだけを抜き出したい時に使える関数が”subset”です。

コードは,

data_extract <- subset(data_1, data_1$id == "japan")

#data_1$id == "japan"により,data_1中の”id”列にある”japan”という文字列条件に合致するものを”==”にて指定。

 

これだけです。

 

ということで中身を確認すると,

f:id:Master2st:20211219143411p:plain

”japan”のデータだけ取り出すことができます。

 

という,データ抽出のお話でした。

慣れないうちは,エクセルのフィルター機能でデータ指定して,もう一回Rに取り込むという作業をやりがちかもしれませんが,

R上で,一度取り込んだデータでに対しても,やり方を知っていれば色々とデータの操作が簡単にできるので,そのうちの1つの紹介でした。

 

ではでは